ヒビノツブヤキ~高齢ママの育児日記~

ある日突然下の娘に判明した腎臓疾患について記録を残しておこうと始めた覚書のようなブログです

検査当日

昼間でも虫の声が聞こえてくるような季節になりました。

虫は苦手ですが、遠くで鳴いてる声を聞くのは風流だなぁ😊なんて思います。

 

 

さて、検査当日のお話。

娘は12:50の手術予定だったので当日は朝6:30以降は食事禁止。

さらに前夜から当日10:00までで飲むのを許されてる水分の量は170ccまでで水かお茶かイオン飲料。

娘は水分大好きな人なのでギリギリまで飲めるよう、チビチビ飲ませなくては!と思ってたのにちょっと目を離した隙にゴクゴク飲んでしまい、7:30には完了😱

ここからは地獄の時間の始まりでした。

9:00前くらいに娘、人生初の浣腸を体験。

そりゃもちろん大騒ぎでした💧

なんてたってすっかり白衣恐怖症な上に浣腸は注射器ですからね😅

その上ワケわかんないけど尻を出せ、と言われる訳ですから怖くないわけがない。

それでも注射器は針がついてないこと、検査するには必要なことだということ、なんとか説明してみましたが当然理解不能

かわいそうだけど、半強制で尻を出して間髪いれず浣腸です。

しかし、実際されたら痛くはなかったからか案外あっさり終わりました。

そして浣腸したら1分もしないうちにトイレへ駆け込んでました。

出たら教えて下さい、と言われたので教えるだけでいいのか、と思い流してしまったらどうやらモノも見たかった様子。

ありゃ、じゃあ流さないで呼んで下さいって言ってよ~💦

 

無事浣腸も終わり、あとは本当に手術室へ向かうだけですがここからが本当に長かった…

お腹は空くし、喉は渇くしで泣くわ怒るわの大騒ぎ。

なんとかなだめ透かして、気を反らすように話題を変えたりしてやり過ごしましたが大変でした。

今回、うちは学生さんの実習受け入れをしていたのでこの大変な時間に学生さんが来てくれて娘の相手をしてくれたのは本当にありがたかったです。

娘もさすがに見ず知らずのお姉さんにはワガママ言わないので仲良く折り紙なんかして遊んでもらってました😃

しかし、12時を過ぎる頃には我慢の限界に達していて手術室に向かうまでずっと喉乾いた、お腹空いた😭と訴えていました。

本当にかわいそうでした。

12:40、看護師さんがお迎えに来てくれて娘、再び白衣恐怖症再発。

本当は自室から歩いてオペ室まで向かうのですが当然無理だったので私がおんぶしてオペ室の前室まで行くことになりました。

しかし、前室についても娘は泣いて嫌がり、離れようとはしません。

時間もあるので困ったオペ室の看護師さんが「仕方ない!お母さんも一緒に入ってください!!」と言い出した。

え!!(o゚Д゚ノ)ノ

入れるもんなの??

と思うのと同時にガウンを着せられ、頭にシャワーキャップのようなものも被せられ、娘を抱いたままオペ室へ。

オペ室はすでに麻酔科の先生も待機していて準備万端ですが、前室より更に恐怖度が増すようなオペ室の中に娘はパニック寸前。

ギャー!!と泣きながら私にしがみついていましたがなんとかその手を離してベッドに置くことに成功。

本当は横にならないといけないけど泣いててそれどころじゃない娘はそのまま酸素マスクに麻酔が染み込ませてあるガーゼをつけて吸入することになってました。

泣いて暴れて抵抗する娘をきっと私はとても不安そうに見ていたのでしょう。

看護師さんにお母さん、もう大丈夫ですから向こうへ行きましょう。とオペ室を出るように促され退室。

泣いて私を呼ぶ娘の声を背中に聞きながら後にしました。

前室へ戻る最中、看護師さんに「すみません、すみません」と謝る私に彼女は「大丈夫です。みんなああですから😊」と言ってくれました。

さすが、泣いてる子供にも不安がってる親にも慣れてるオペ室の看護師さん。

感謝です。

 

手術は2時間半くらい、と聞かされていました。

その間に慌ててシャワーと食事を済ませ、いつ娘が戻っても迎えに行けるように部屋で待機してました。

術後ベッドごと運ばれて戻ってくるので部屋にはベッドがなく、なんだかガランとした部屋になってしまいました。

1人、ガランとした部屋の窓際のソファーベッドで娘の検査結果を悶々と想像しながら待ちました。

1人になる時間なんてこの時くらいしかなかったからもっとゆっくりできるかと思ったけど心配で無理でした。

娘がどんな状態なのか、オペ室で泣き叫んでいた声が頭に残っていて、不安でかわいそうでした泣きそうでした。