ヒビノツブヤキ~高齢ママの育児日記~

ある日突然下の娘に判明した腎臓疾患について記録を残しておこうと始めた覚書のようなブログです

娘の想い

先日のことです。

 

娘の通う幼稚園の先生が産休に入られるということがFacebookにupされていて、私は娘に「ほら、M先生赤ちゃん生まれるからお休みになるんだって。最後の日、会えなかったね💦」と伝えました。

この日、娘は園をお休みしていたのです。

そうしたら娘が「本当に?見せて見せて!!」と携帯を覗いて写っている先生をみて「本当だ!赤ちゃん生まれるんだー😃」と。

しかし、そう話した後すぐに表情が暗くなりました。

気になって私はどうしたのか尋ねました。

すると思ってもみなかった答えが返ってきました。

「先生の赤ちゃんは腎臓1個じゃないかな?😟」

 

 

私はハッとしました。

すぐに娘には「大丈夫だよ、きっと!娘ちゃんも1個しかないんじゃないの。片方がとてもちっちゃいの。だからちゃんと2つあるの。でもちっちゃい方はあまりがんばれないからもう1個の腎臓がスッゴク頑張ってくれてるんだよ。」と言いました。

すると娘はふーん、と言ってまた携帯の画面に視線を写しました。

なんだかとても不憫に思えて、すごく申し訳なくて。

その思いが強かった私は「でももしもこの先娘ちゃんの体が辛くなってきたらお母さんの腎臓をあげるから大丈夫だよ」と言うと「そしたらお母さんが辛くなっちゃうからヤダ」と言われてしまいました。

すぐさま私は「大丈夫だよ!!ママはもう大人だし、すっごい元気な体だから1個しかなくても全然大丈夫なの☺️それにママは娘ちゃんたちのお母さんだから何があってもどんなことしても娘ちゃんたちのためになるならなんでもするの」と答えました。

すると娘は私にギュッと抱きついて「うん」とだけ答えました。

 

あぁ…こんなに小さいのに自分より母親を心配してくれるのか😢

申し訳なくて言った私の言葉に対する娘の返事でさらに申し訳ない思いになりました。

親としてとても不甲斐ないとも思いました。

確かに診察室でも、家に帰ってきても娘の病状について話したりしてきたので彼女は聞いてないようでちゃんと聞いていたのだとよくわかりました。

そして彼女なりにいろいろ感じて、考えているのだとよくわかりました。

 

まだ4歳という年齢でそんな思いをさせてしまって、本当にごめんね。

でも絶対元気になろうね。そのためならお父さんもお母さんもなんでもするからね。