ヒビノツブヤキ~高齢ママの育児日記~

ある日突然下の娘に判明した腎臓疾患について記録を残しておこうと始めた覚書のようなブログです

激ギレ

先週の土曜日の夜、主人の実家で夕飯をご馳走になっていたとき娘がイスから転落。

左目の目尻と眉の間くらいをザックリ切り出血。

久々に夜間救急のお世話になりました。

 

 

そもそもその日は主人の実家に着いた時からすでにいつもと違う感じでした。

夫はいつもはテレビを観るか、スマホを触っててその周りで子供たちが遊ぶ、という感じなのですが息子は1人で、娘は夫と遊んでいました。

その時にふざけすぎた娘が夫を怒らせたのです。

何をしたのかというと、じゃれあって遊んでいた夫と娘。

夫の上に乗った状態で娘はヨダレを垂らしたらしい。それがわざとだったので夫の逆鱗に触れたのです。

まぁ分かる、分かるよ。

私も同じことされたらイヤだし。

だけどそれならキチンと叱らないとダメでしょ…という感じでした。

注意してそういうことはやってはダメだって叱るならともかく、子供同士の喧嘩のように「そんなことするならもう遊ばない!」的な捨て台詞を吐いて喧嘩別れしたのです。

当然娘はギャン泣き。

そして隣の真っ暗な寒い部屋に逃亡しました。せっかく夕飯の支度が整っても娘の機嫌は直らず、お父さんのとなりじゃ食べない!とかなんとか言い出した。

それなら食べなきゃいい、お母さんも一緒にいるから。好きにしなさい、というと娘は泣きながら「食べる~」と答えました。

ここまでに10分くらいかかってます😑

 

さて、ようやくイスに座ってさぁ食べよう!となったのですがここでも娘はダラダラダラダラ…

ちゃんと食べようとしないので夫は食べさせようと一度だけ娘に向き合いましたが、言うこときかない娘にイラッとしたようであっさりどこかへ去っていった。

私は娘と息子の間に座ってるので話しかけてくる息子の相手をしつつ、おとうさんやおかあさんとの会話もし、娘のことも注意しながら食べるよう促す、という3方向への対応に追われました。

自分の食事もままならないよ💢と思っていたら別室にいた夫が戻ってきて再び娘に食事をとらせようとしはじめました。

これで少しはいいぞ!と思ってた矢先、夫はまた席をたって隣の和室へ。

娘はイスから降りたり、私のところへ来たりとすっかり無法地帯。

内心怒り心頭の私。

ちゃんと座って!と叱り、息子の方へ向きなおした次の瞬間ドタン!という大きな音と尋常じゃない娘の泣き声が響きました。

音の方へ顔を向けると娘がイスから転落してました。

どうやら自分のイスに座り直してから私の方へ近寄ろうとしてバランスを崩したようでした。

娘を抱き起こした瞬間、目元から出血してるのをみつけました。

 

 

😱😱😱

 

 

こりゃ縫わなきゃいけないヤツ💧とすぐに判りました。

さすがに隣室でゴロゴロしてた夫も駆け寄ってきました。

義理母は看護師さんなのでこういうときめちゃくちゃ冷静。

私が夫に救急連れていかないとダメだよ!と話していると義理母も同意してくれました。

息子は連れていけないので義理両親にお願いして、息子も「うん、わかったー!」と言ってお留守番決定。

息子なりにただならぬその場の空気を読んだのでしょう。

 

泣きわめく娘を抱き抱え、車に乗り込むと私の怒りはプツン、と堰を切って溢れ出しました。

 

なんで何度も言ったのにイスから降りようとするの!ご飯中はちゃんと座ってなくちゃダメだって何回言わせるの!!👹

 

娘に対して、というより夫に対して鬼化した私の怒りはもう止められませんでした。

今日のはパパも悪いけどね!!と言うとそれを聞いていた夫が「なんで俺も悪いの?」と言い出した。

はぁぁぁぁ?!💢

そりゃそーでしょうよ!一度拒否られただけであっさり面倒見るの投げたじゃん!!

あそこはね、私の実家じゃないの!ただヘラヘラ笑って食事してるだけに見えるのかもしれないけどめっちゃ気ぃつかってんの!!👹

激ギレで言うと夫は黙ってしまいました。

 

 

家や自分の実家にいるときと同じようにはあそこでは振る舞えないんだという、とてもシンプルなことがなぜわからないのか?

そもそも1日に何時間でもない子供たちと接する時間にどうしてそんなにすぐアンタはキレるんだ??

私なんかよりよっぽど一緒にいる時間短いのに私と同じくらいキレるってオカシイでしょ?!

 

普段からそう感じていた私の想いもあったから余計に頭にきたのだと思います。

そして何より娘の体のことを忘れたのか?ということが頭にきたのです。

娘は腎臓一個しかないのと同じなんです。

もしも転落したり転倒したりして打った場所が背中や左脇腹だったら?考えただけで恐ろしいけどそういう「もしも」を想像する力が無さすぎる。

娘はまだ5歳なのでその事を常に想像していろいろ注意して動くのは当然無理だと思いますが夫はもう大人で、しかも親です。

そんなこと言われなくても分かってよ!大事にしてよ!!あの子の体は他の子たちとはちょっと違うんだよ!!

本人が自分で注意して動けるようになるまでは私たち親がその分気をつけてあげなくちゃって思うの普通でしょ?

どうしてそれがわからない??

私は本当に悲しくて、そんなこともわからない夫に心底ガッカリしたのです。

 

病院に着いても怒りが収まらず、夫とはほぼ口をききませんでした。

娘は治療が終わるまでわー!😭と泣き出したり落ち着いたりを繰り返していましたが出血は止まっていました。

切った直後からずっと圧迫していたのが項をそうしたようです。

出血の止まった傷口はやはり深く、改めて縫わなくちゃダメだな、と思わせるものでした。

女の子の顔に傷が残ったらどうしよう。

普段から手術跡を見るたびに「これ以上この子に傷が増えないように」と思っていただけに今回のことはショックでした。

 

結局縫うのが一番だけど今は本人がパニック状態で縫ってるときに暴れたら目の横だから危ない、ということでテープで止めて月曜日にどこか整形外科とかで改めて診てもらいましょう、ということになりました。

そりゃそーだわ、ただでさえ最小人数で回してる夜間救急。

手のかかる、時間のかかりそうな処置はできるだけ避けたいところだと思いますし、実際泣き止むことも出来ない状態で縫うのはとても危険だったと思います。

消毒するだけで大騒ぎだったしね😓

 

帰りの車の中で娘にもしもぶつけたのが大事な腎臓だったらこんなことでは済まないんだよ、という話をしました。

娘は神妙な顔つきで私の話を聞いていました。

そして話してるうちに私も娘もポロポロと泣いていました。

お母さん、ごめんなさい😫と泣きながら娘は言いました。

顔に傷が出来てしまった、というショックは消えたわけではないけど正直このくらいで済んで良かったとも思いました。

腎臓じゃなくて本当に良かった。

ポロポロと溢れてくる涙を見て私は自分がとても怒ってるのと同時にとても怖かったんだなということに気がつきました。

 

その日はテープで止めただけの傷口が寝ている間に取れてしまったら、と思うと不安だったので娘を抱っこして座った姿勢で寝ました。

抱っこしたまま座って寝るなんて赤ちゃんの時以来だな、と思うとちょっとホッコリしてしまいました。

 

さて夫はというと私の激ギレの理由もわかり、気まずいのか家に着いても口をきくことはほぼなく、息子と布団で休んでいました。

少しは今回のことで夫にも学んで欲しいし、もっと娘の体のことを考えるようになって欲しいものです😞💨